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男性不妊が発覚したきっかけ

妻が30歳、私が42歳、私が高齢だったため、妻は結婚してすぐ子供を望んでいました。

妻はある程度の知識を持っていて、まずは自分達できるタイミング法を始めました。

しかし半年たってもできず、そのとき私は不安に思っていませんでしたが、妻は会社の同期たちが次々妊娠しているの焦っていました。

妻は結婚する前にブライダルチェックでひと通りの検査をしたみたいで問題がなかったので私の方に問題があるのではないかということのなり、有名な泌尿器科を訪れました。


精液検査の結果


精子量:6ml
精子濃度:約3400万個/ml
高速直進運動精子:9.3%
精子自動性指数:59点

先生には受精能力の高い「高速直進運動精子」の割合が9.3%、生殖可能な精子をあらわす「精子自動性指数」が59点と、それぞれ正常値より低いので、生活習慣の見直しと再検査をいいわたされました。

そのときは正直ショックでした。インターネットで調べて体調などで検査結果などが変わるというのは知っていたのですが、実際数字に出るとショックが大きかったです。

また妻に検査結果を伝えたときの妻の顔をみると、「やっぱり原因はあなただったのね」という顔でした。

そういうことからまた同じ結果がでたらどうしようかと思って再検査にはいけませんでした。


排卵日ED、射精障害に


それからというもの妻は排卵日になると生卵を食卓に並べ、ベッドサイドには妊娠にいいとされる精力剤が準備されていて、色気も何もありません。

あまり露骨にプレッシャーかけられると、ソノ気にもなれず、思いつめた妻の顔を見るのがつらくなってきて排卵日の日出来ないEDになってしまいました。

これはいけないと思ってバイアグラを購入、効果てきめんだったのですが、今度は中で射精できない射精障害に、妻には射精したふりをしていましたが妊娠できるわけではないので、妻が不妊治療クリニックに行くことを提案してきました。

再び精液検査がある、嘘がばれる、こののままではいけないと思い体質改善を決意、いろいろインターネットで調べてまずは大好きな酒をやめました。

それから仕事の量を減らして、睡眠時間を増やす。風呂はシャワーだけ、食べ物は昼のコンビニ食をやめ野菜を食べるなど。


精子の改善は3か月後だったので何とか時間を稼げないかと思いましたが、妻が行こうとしていた不妊治療クリニックの予約が4か月後しかできなきなかったのでなんとかなりました。

このときはもう妊娠できるより、精液検査の結果をよくすることばかりを考えていました。

そんなこんなで3か月後、クリニックに行く前に再び泌尿器科に、


再検査の結果は

精子量:3ml
精子濃度:約5100万個/ml
高速直進運動精子:37.2%
精子自動性指数:216点

先生には十分に自然妊娠が可能と言われました。モニターを見ただけでも元気に直進する精子がたくさんいて、正常範囲だとわかるそうです。

データ上も精子の数も問題なく、動きの速い精子も多くいるそうです。この結果に妻は泣いて喜んでいました。まだ第一歩で妊娠してはいなけど、努力してくれたことが嬉しかったようです。私の気も晴れたし、嬉しかったです。

まだ射精障害は改善していませんがこの結果で自信を取り戻せたような気がします。

さあ次は不妊治療クリニックです。