世界保健機関(WHO)の不妊原因調査(7273組)では、原因が女性のみの場合が41%、男性のみ24%、男女とも24%、原因不明11%だといいいます。
ここから計算すると男性不妊の割合は48%、約5割です。
また男性不妊の原因別の割合は平成27年度におこなわれた厚生労働省の男性不妊調査によると、造精機能障害(精巣の障害のために精子を作りづらい)82.4%、性機能障害(EDや射精障害)13.5%、精路通過障害(精子の通り道がなんらかの原因でふさがっている)3.9%とされています。
男性不妊を詳しく調べるには精液の検査が欠かせなません。男性に精液を出してもらうため、きれいな個室を備えた医療機関も増えているそうです。それでも、男性が検査に消極的なカップルは少なくないといいます。
精液検査は簡単で、女性に比べ体の負担は少ないです。もっと男性が検査に積極的になってもいいと思います。