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男性不妊と診断されてからタバコをやめました。最近また吸いたくなり始めたので男性不妊とタバコの関係をまとめました。

精子の濃度や運動率に深刻なダメージ


男性の場合は喫煙により精子濃度が15~25%ほど減少、精子の運動率も10~17%ほど減るといわれています。

また、奇形精子率も十数%くらいふえてしまうという報告もあるそうです。

精子の状態がすべて喫煙によって悪いほうに傾いてしまうのです。男がタバコを吸っていると受精率が落ち、結果的に妊娠率も落ちてしまうそうです。

また、男性不妊の原因にもなります。妊活にとっていいことは何ひとつない!


血流が悪くなってタバコED・を引き起こす

タバコに含まれる二コチンには血管収縮作用があるので血流が悪くなり、ED(勃起不全)の原因になることもあります。

ED患者の80%が喫煙者というデータもあるほど。二コチンはほかにも血圧の上昇や心拍数の増加など、身体
ダメージ作用があるそうです。また、喫煙は精巣へも悪影響を与え、男性ホルモンも低下します。


流産率の上昇や先天異常の増加にも関係

夫がタバコを吸うと精子自体がダメージを受けてしまうので、精子のDNA損傷率が増加。

遺伝子や染色体に異常をきたした精子は受精しにくくなり、仮に受精できたとしても流産しやすくなるそうです。

また、その異常が流産するほどでなく妊娠継続できた場合でも、赤ちゃんに先天異常が出る可能性が高くなることがわかっています。


タバコが寿命を10年縮める!

喫煙による年間死者数は世界で500万~600万人、日本で20万人といるといわれています。目・鼻・のどへの刺激、頭痛、せきなどのほか、肺ガンやその他の悪性腫瘍、狭心症や心筋梗塞などの心臓疾患、ぜんそくなどの呼吸器疾患、脳卒中、糖尿病などの重篤な病気の原因になることもわかっています。まさに「百害あって一利なし」。